育児と勉強を両立するには〇〇をやめる

こんにちは!あさみです。
この記事では私が試行錯誤の上に編み出した、育児と勉強を両立する方法を紹介します。
この方法で、私は1か月更新できていなかったブログが3日で更新できました。

この記事はこんな人におすすめ
・「資格のために勉強をしたい」と思っている育休中のママ
・「なかなか勉強できない」と悩んでいるワーママ
・子育て中の時間を有効活用したいと思っている人
目次

出産するまでの私


出産までの私は、とにかく計画×記録重視
1週間で参考書のどこまでやるか計画を立てて、その計画通りにこなすことが達成感であり喜びでした。この方法で、出産1ヶ月前に英検準1級に合格
しかし、出産してからは全くこの方法がうまくいかなくなりました。
まず、計画が全く思い通りにいかない。
子どもがまとまった時間寝てくれるとは限らないし、何時に昼寝するかも、いつぐずり始めるかも予測不可能。だんだんと「勉強が計画より2日分遅れている・・」「全然勉強できない・・・」とストレスがたまるようになっていました。
子どもとの時間は大切にしたいのに、気が付けば子供に「早く寝てほしい」と願っている自分。
このままでは自分にも子どもにも良くないと思い、新しい勉強方法を模索することにしました。

何をやめたのか

計画を立てること

まず私がやめたことは1日や1週間単位の勉強計画を立てること。
子育て中に勉強計画を立てる事のデメリット2つに気が付いたからです。
そのデメリットとは以下の2つです。

計画を達成できないとストレスが溜まる。

1日のうちに今日はここまでやるぞ!と思っても、それができないと「できなかった・・」という気持ちだけが残ってしまう。長期的な計画を立てても「〇日分遅れている・・」と常に計画が気になって、それがストレスになっていました。

計画を立てる時間自体がもったいない

以前は、時間をかけて1日単位までの綿密な計画を立てていましたが、子育て中は予測不可能なことが起こります。結局目安にしかならないのだったら、計画を立てる時間自体がもったいない。計画は短時間でざっくりと決める程度にとどめました。
今は「この参考書は今月中に終わらせたいな」くらいのざっくりとした計画にとどめています。

勉強経過を記録をすること


以前はアプリで1日の勉強記録をつけていましたが、時間管理が思い通りにいかない育児中は「今日はこれしか勉強できなかった」とネガティブな感情を生む時間になってしまっていました。
せっかくつける勉強記録も前向きなものにならないと思い、記録をつけるのもやめました。

子どものお昼寝中に家事をすること


以前は子どものお昼寝中に掃除や夕飯の支度をしていました。
でもよく考えたら、工夫すれば子どもが起きていてもできる家事はある。
子どもにおもちゃを持たせてバンボ(小さな椅子)に座らせている間にさっと洗濯物を干し、子どもをベビーサークルで遊ばせたり、歩行器に入れている間に料理をするなどの工夫をするようになりました。

勉強したいパパママにとって、子どものお昼寝時間はとても貴重です。
名もなき家事ではなく、集中してやりたいことのために時間を使いましょう。

計画をやめた後の、意外な効果


計画をやめたことで、意外な効果がありました。それは、理解の定着率が増したことです。
今までは「今日はここまで終わらせる」と決めていたのでその分をこなすことが重要と考えていました。
しかし今は細かい計画を立てていないので、「ここはまだあまり覚えられていないから、もう1回復習しておこう」と、自分の理解度を確認しながら勉強を進められるようになりました。
タイトな計画に沿って勉強を進めていたときよりも、深く理解できるようになっています。
毎日100個単語を勉強しても、きちんと覚えていなければ意味がないですよね。

両立のためにやってみたこと

「勉強」を分類する


子育て中の勉強は「時間を効率的に使う」がテーマです。効率的に時間を使うためには、まず勉強そのものを「分類」することから始めます。

子どもの状態によって分類する


「子どもが起きていてもできる勉強」と「子どもが寝ている時間にする勉強」に分類します。
例えばこんな感じ。

子どもがひとり遊びに熱中している時
・片耳イヤホンでシャドーイング
・片耳イヤホンでVoicyを聞く
・英単語のpodcastを流す
・Audibleで耳読書

子どもが起きているときに、問題集や参考書に取り組むのは難しいですが、子どもから目を離さずにできることは意外とあります。まずは、意外と空いている「耳」の有効活用がおすすめ。

私はVoicyでニュースや仕事関連のチャンネルを聴いたり、Audibleで耳読書もしています。
「英語のながら聴き」は無意識で聞き流してしまいがち。なので、日本語の訳や解説も入っているものが良いでしょう。
何かあったときに子どもの声が聞こえるよう、イヤホンは片耳だけにしています。

次は、子どもが寝ているときにする勉強。

子どものお昼寝中や夜寝た後にする勉強
・参考書を読む
・問題集や模試を解く
・スクリプトを見ながらのシャドーイング
・ブログを書く

子どもが寝ているときはその時にしかできない、集中力を要するものを中心に行います。

時間帯によって分類する


次は時間によって分類します。

頭がすっきりしていて体力もまだ残っている午前中は、アウトプット中心のものがおすすめです。

午前中におすすめの勉強
・問題集や模試を解く
・シャドーイング、音読
・ブログを書く

午前中にアウトプット系の勉強を優先したので、午後はインプット系を中心に行います。
脳科学的にも夜に暗記やインプットをすると、朝に思考が整理されて効果的とも言われています。

午後におすすめの勉強
・暗記系(単語を覚えるなど)
・参考書を読む
・読書、動画視聴
・オンラインコースの受講

私は以前、「まずは英語の勉強をして、余った時間でブログを書こう」と決めていました。でも正直、夜に「よしブログ書こう」っていう気力、もう残ってなかったんです・・・。

体もすっきりとしている午前中に取り組むようになってから、1ヶ月更新できていなかったブログが3日で更新できました。

理想の24時間を書き出す


もしすべてがうまくいったら、どんな24時間が理想か?を書き出します。
書くときのポイントは、以下の通り。

・現状とのギャップ・問題点を書き込む
・その問題に対して思いつく解決案を書く
・「これだけは譲れない」ポイントを書く

私の場合はこんな感じでした。

書き出すことで見えてきた問題には、「理想と現実のギャップを埋めるためにはどうしたらいいかな?」と気楽に考え、気楽に試すことが大事。

例えば、
・朝、服を決めるのに時間がかかってしまう
⇒前日の夜に服を決めて揃えておいてみよう。
・子どもと毎日一緒に昼寝してしまって、時間を有効活用できない
⇒朝の方が静かで生産性もいいので、前の日1時間早く寝て1時間早く起きよう。

こんなふうに理想とのギャップと解決方法を考えながら書いていきます。

自分が今どんな風に時間を使っているかわからない方は、一度タイムログをつけてみましょう。

スキマ時間の使い方を見直す


「スキマ時間に、ついスマホを触ってしまう・・・」と悩んでいる方も多いと思います。
ではなぜ、スマホを触ってしまうのでしょうか?
それは、「スマホが手の届く範囲にあるから」ではないでしょうか。
であれば、勉強中やその他の時間はスマホを遠くに置いたり、スマホに定位置を決めてみましょう。

それでもスマホを触ってしまう方は、
・SNSなどついなんとなく見てしまうアプリをデスクトップから削除する
・勉強するときに機内モードに設定する

なんてことも試してみてください。

ちなみに私は、スマホの代わりにテーブルにいつもkindleを置いています。
スマホのデスクトップにはSNSのアプリを置かず、代わりに単語クイズのアプリを置いて、時間ができたら数問でもやってみたりしています。

子どもと遊ぶときは、思いっきり遊ぶ


子どもが遊んでほしそうにしているときは、思いっきり遊んであげましょう。
そうすることで子どもの心も満たされ、自分も「早く寝てほしい」「私は自分のことばっかり考えているかも」というようなマイナスの罪悪感から解放されます。

最後に


ここまで読んでくださったあなたは「計画を立てないで、目標達成できるの?」と思うかもしれません。

確かに、試験までに2周やりたかった参考書は1週しかできないかもしれません。
でも、それであなたは後悔するでしょうか。
おそらく、「子どものお世話もしながら、できることはやった」と思えるのではないかと思います。
しかも、限られた時間で集中した分理解度は高いかもしれません。
パパやママが精神的に安定していることが一番なのです。子どもがいないときと同じようにいかないけれど、むしろ、子育て中に分解思考や時間のやりくりを身に着けて、効率的に勉強する方法を身につけられる!とポジティブに考えましょう。

私も学び続ける1人として、応援しています。
この記事の内容が1つでもヒントになれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

30代OL。英語を独学で勉強し、事務職8年半の末、海外営業へ職種転換。留学経験なし、英検1級、TOEIC950点。2才の0才のママ。

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