【一発合格!】英検1級 面接レポ!

目次

面接会場到着~面接まで


ついにやってきた英検1級2次試験の日。
どきどきしながら控室で順番を待ちました。
集合時間15分ほど前に行き、待ち時間は20~30分ほどだったかと思います。
2階の控室から自分の列は1人だけ呼ばれ、案内の女性が「面接室はこの階段で2階から5階まで登ります。」とのこと。
思わず「え…?笑」と言ってしまい、「すいませんエレベーターなくて…」という会話で少し和む。笑
案の定軽く息切れし、「すぐ面接だったらやばいな」と思いましたが、幸いさらに5~10分ほど待ち時間ありました。笑
もうここでは悪あがきはせず、何も見ずに座って深呼吸してました。
「英検の最高級、1級が手に届きそうなところにある。ここまで来たんだ・・・」
感慨にふけっていました。笑

面接室から係員が1人出てきて面接カードの確認。
ウィメンズスーツにヒールという姿ながら、明らかに男性。。
声も明らかに男性、しかも頭頂部はだいぶ薄くなっているが全体は腰ほどまであるロングヘアのポニーテール。ダイバーシティをを実感しましたね・・。
面接室に入ると彼女はタイムキーパーの席に腰掛けてました。

面接官は40代くらいの日本人男性と、外国人の50代くらいの優しそうな女性でした。

まずは雑談


「どうやって来たの?」と聞かれるかと思いきや、まず「あなたのことを少し教えてください(Tell me a little bit about yourself.)」と言われたので、
練習してきた通り「〇〇業界の会社で海外営業をしており、欧州・北米・韓国の顧客を担当しています」と回答。
その次に「趣味はなんですか(What do you do for fun ?)」と聞かれたので
「1才の子どもがいるので、週末には家族で公園で遊びに出かけています。」と答えました。
「1才の子どもがいるので」というあたりで面接官の女性が微笑んでました。(本当に優しそう・・・)
ここはアイスブレイク目的なので、回答はなんでもいいと思います。自己PRは2文くらいでいいので練習しておきましょう!

面接試験の内容


まずはトピック選び。
カードを裏返し、5つのトピックから1つ選んでスピーチの準備をするよう言われます。
裏返した瞬間にタイムキーパーがピ、とストップウォッチを押す音が聞こえます。

1つめのトピックが「人種差別を撤廃するために、十分なことがなされてきたか」という質問。
あとのトピックを読もうとするも、緊張で全然頭に入ってこない…。汗
いずれにしても「できるだけ社会問題。環境問題は捨てる」と決めていたので、仕方なくトピック1で決めました。
しかし、理由が1つしか思い浮かばないまま時間切れ・・。

スピーチで話した内容


スピーチで話した内容は大体こんな感じです。。(和訳付き)

「人種差別撤廃に十分なことがなされてきたかというのはとても議論を呼ぶ問題で、二者択一の問題ではないと思う。でもどちらか一方の立場を取るなら、十分なことはなされてきたと思う。人種差別の認識が高まっており、学校でのいじめも減っている。(←おそらくそんなことはないがそう言ってしまった)それから、国連が人種差別などにフォーカスしたSDGsを提唱していることも、人々の認識を高めている。」
This is controversial issue whether or not enough has been done to eliminate racial discrimination. This is not either-or question, but if I had to take particular side, personally I think enough has been done to eliminate racial discrination. First of all, with the raising public awareness, school bullying is decreasing these days. Second of all, United Nations promote SDGs which is partly focusing on racial discrimination. This also help to decrease racial discrimination.”

1つめと2つめの理由が同じこと(人々の認識が高まっている)を言ってしまっている…。
あと、たぶん根本的にNOの立場で「まだ不十分」と言った方が答えやすかったかもしれない。人種差別はまだあるわけだし。

ちなみにここ重要ですが、冒頭の太字の文章はテンプレ暗記、かつ下線部のenough has been 以降はカードを見ながらしゃべっています。
カードはスピーチが始まったら見てはいけないという情報はなかったので、この部分はカードの文章そのまま見ながら言いました。
考えながら喋る時間も減り、緊張も和らぐのでおすすめです!

質疑応答


Q&Aは日本人男性がメインで質問。
質問1「人種差別は減っていると言ったが、アメリカではまだ黒人差別があるのではないか。それについてどう思うか」
→「確かに、武装していない黒人が白人の警官に撃たれるなどという事件は依然としてある。しかしそういった行いは今日ではより非難される。」と回答。
(As you said some incidents is still exist, like unarmed black civilians is shoot by white police officers. However, such behaviors are more criticized thesedays. )
Black Lives Matter運動の事とか言えばよかったと後になって思うが、やはり咄嗟では言えず。

質問2「学校でのいじめも減っていると言ったが、いじめのスタイルは変化していると思うか?例えば、キックやパンチ(本当にそう言った)じゃなくて、SNSの台頭とかで・・?」
(ほぼ答え言ってくれてる・・!)
→「確かに、現在は暴力ではなくの羞恥的な写真をインターネットで晒したり、SNSで悪口を言うというように変わってきている。」と回答。
(Yes as you said, the way of bullying has been changed. Instead of violence, exposure naked picture or speak ill of someone on the social networking services, and so on.)

質問3「他の人種への偏見をなくすために、どんな対策が有効だと思うか。」
→「例えば留学はほかの人種の人と交流し、差別をなくすことに役立つと思う。」
(For example, study abroad is good chance to interact with foreign people and help to reduce racial discrimination.)

質問4「SDGsの話をしていたが、もっと他の政策などがなされるべきと思うか。例えば移民とか・・?」
(また答え言ってくれてる…!)
→「確かに人種差別は完全にはなくなっていない。外国人は学校でもまだマイノリティでコミュニケーションにも苦労する。よって、より多くの対策はなされるべき。移民受け入れはとても有効だと思う。日本はいま労働力不足の問題にも直面しているので、移民受け入れはその役にも立つだろうし、差別を減らすことにも役立つ。」
(Racial discrimination has not completely eliminated. Foreign people is still minority in school, and they have difficulty to comunicate each other. Therefore more should be done to eliminate racial discrimination. Immigrants are very effective. Japan is facing the problem of decreasing workforce. Immigrants will help to solve this problem as well as decreasing racial discrimination. We should more though, for above mentioned reasons, I think enough has been done to eliminate racial discrimination. )
(人種差別のことを答えるべきなのになぜか労働力不足の話をしてしまった・・・)

と、このようなやりとりでした。質問4だけが外国人女性からの質問です。

質疑応答時間は4分と決まっており、回答を言っているときにタイマーが鳴り、タイムキーパーが”4 minutes has passed.”と言いました。
まあすぐには遮られないので数秒は過ぎて喋ったと思います。

なんだか的を得ていない答えもあったかもしれないし、文法も正確ではない部分もあると思います。
それでもなんとか話すことはでき、面接官もうなずきながら話を聞いてくれました。

試験を終えた日の感想


試験を終えた直後は、「ギリ受かっていても、ギリ(?)落ちていてもおかしくないな」と思いました。
機械ではなく人が採点するものだし、なんにせよ初受験なのでどれくらいスピーチの論理がしっかりしていなければいけないのかわからない。
結果は1週間あまりで出るということで、それまではくよくよと考えずゆっくりしようと思いました。

結果は?

結果は・・・・合格してました!

分野別の得点はこちら。

心配していたスピーチは8点もらえていました。

英検1級の面接試験で合格、少なくとも「英語話せる」って言っていいんじゃないかなと
自信になりました!

今回の面接で実感したのは

・とにかくスピーチは論理抜きに2分英語を話せてれば割と点数もらえる
・Q&Aは短文、文法は正確でなくてもいいから自分の意見を伝えることが大事。2文程度で問題ない。

ということです!

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2週間前にこちらも買い足して1周しました!

どんな対策をしたかどうかは、また別の記事に詳しくまとめたいと思います!
それでは!

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この記事を書いた人

30代OL。英語を独学で勉強し、事務職8年半の末、海外営業へ職種転換。留学経験なし、英検1級、TOEIC950点。2才の0才のママ。

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