英検1級面接合格のためにやったこと。【オンライン英会話なし・完全独学】

こんにちは!あさみです。

先日英検2次試験(面接試験)無事、合格しました。

この記事では私がどんな面接対策したかをまとめています!

目次

いつから準備を始めたか


二次試験の準備は70%くらいは一次試験対策と同時にしていました。
というのも、1次試験の英作文2次試験の面接は、自分の意見を述べるという点で重なるところがあるからです。
残りの30%は一次試験合格の結果がわかってから、本格的にフォーカスして行いました。
いつか英検1級に合格したいなら二次試験は必ず通る道なので、一次試験対策と同時に初めても損はないと思います。

メインの対策でやったこと

トピック&ポイントのカードを作る

私が準備したものはこちらです!じゃん!

使ったのは大きめの単語カードです。

表面にはトピックスが書いてあります。

例「昇進制度はパフォーマンスと年功序列どちらに基づくべきか?」

裏面には自分で決めた立場からのポイントが3つ書いてあります。

この場合は「パフォーマンス」を選んだ立場から、
・increase company’s productivity (会社の生産性を高める)
・skilled workers, contributing to economic growth (スキルのある従業員、経済発展に寄与)
・giving workers a sense of fullfillment(従業員に達成感を与える)

と3つのポイントを挙げています。

トピックだけではなく、Q&Aの例も載せています。

表面

「インターネットは対人コミュニケーションに有害になるか?」という質問。

裏面

YESの立場で
・eliminate face to face communication(対面でのコミュニケーションの機会をなくす)
・quick response(早い返信が期待される)
・undermine communication skill(コミュニケーションスキルを低下させる)

とポイントを3つ挙げています。

トピックは書籍「面接大特訓」や「英作文対策」(最後にリンク貼ります)からの引用と、
思いついた質問やネットや過去問のトピックも適宜追加しました。

カードを作るときのポイントはこちら!

1.ポイントはあえて文章で書かない。
文章で書くと暗記が目的になってしまい、詰まったときに焦ってしまうからです。2.ポイントは3つ書く
面接のポイントは2つでいいと聞いていましたが、英作文は3つ必要なので3つ書きます。3.本の模範解答をそのまま書くのではなく、自分が心からそう思える意見で書く
自分がYESと思っているのにNOの意見を書いてしまうと、Q&Aで突っ込まれたときに回答が苦しくなります…。

ポイントが思い浮かばなかったら、ネットでその問題について調べてみます。(日本語でOK。)
私もこのカードを作る時にポイントが思い浮かばず、国連のSDGsのサイトを読んだり、さまざまな記事を読みました。

たとえば「安楽死は合法化されるべきか」の意見を深めるためにこんな記事を読んだりもしました。
(興味ある人は読んでみてください。この記事読んだ後でお願いしますね。笑)
[リンク] スイスで安楽死の権利を得た日本人が思うこと
正直、読む前の自分の知識と考えが浅かったことを思い知りました・・・。
でもこうして自分でじっくり調べてみると、2分話せそうな気がしてきます!

少し余談ですが、このポイントを考えて意見をまとめる作業を繰り返していると社会問題に対して感度が高くなり、自分自身のためにもとてもよかったと思います。
社会人・国際人として、自分の意見を持つということはとても大事!

ひとりごと練習


カードが大体できたら、ひとりごと練習をしましょう。
やり方は次の通りです。

1.スマホのストップウォッチを用意
2.トピックのページを見て45秒程度で頭の中でスピーチを考える
(頭の中でポイントを2つ決める、という作業ができればOK)
3.45秒たったら、ストップウォッチを2分にしてひとりごとでスピーチを言う。

2分間の中で、私は大体次の構成でスピーチを心がけました。

<2分スピーチの構成(案)>
1.導入(自分の立場を示す)2~3文
2.根拠①1文 +具体例2文程度
3.根拠②1文 +具体例2文程度
4.結論 1~3文

2分過ぎても急に止められることはないので、言えるのであれば根拠は3つあってもOK。
時間が足りないよりは、少し過ぎたくらいのほうが、多く得点がもらえる傾向にあるようです。

練習で2分話せなかったり、ポイントが思い浮かばなかった場合は裏面のポイントを確認。
そして、書いてあるポイントを文章で言う練習をします。
この、思いついたポイントを文章で言う練習をたくさんすることが成功のカギだと思います!!

すきま時間にやったこと


トピックカードでの練習以外にやったことは、「面接大特訓」のCDリスニングとシャドーイング。
繰り返し自分の口で言うことで、言い回しや導入部の表現が頭の中に入ります。
また、言うまでもなくシャドーイングはリスニングにも効果絶大。
準1級の時は面接で質問が1つ聞き取れなかったのですが、1級は聞き取れないということが全くありませんでした。
1次試験のリスニングも対策なしで合格できたのは間違いなくシャドーイングのおかげです。

便利なテンプレ


導入と結論は、できるだけテンプレを決めておいたほうがいいと思います。
特に導入部分は、とりあえず英語を流暢に話すスタートが切れるので緊張が和らぎます。
何回も口に出して暗唱できるようにしましょう。

私が実際に使ったテンプレートはこちらです。

導入テンプレ(①②どちらか使用)
①”This is highly controversial issue whether or not xxxxx. (xxxx部分はトピックカードそのまま読む)

②This is not either-or(※) question, but if I had to take particular side, personally I think
(自分の立場or意見)for the following reasons.”
※either-or 二者択一の
結論テンプレ
“For the above mentioned reasons, I think …..”※either-or 二者択一

「ポイントが思いつかない!」という場合に便利な表現はこちら。

“Raise public awareness” (人々の認識を高める)
例:環境問題について人々の認識が高まっているからエコな製品が選ばれる、人種差別に対する人々の認識はもっと高められるべきだ、など。“Boost the economy”(経済を向上させる)
例:宇宙開発は経済を向上させる、オリンピックの開催は経済を向上させる(→公共交通機関の整備や雇用の創出)“put a financial burden on ~ (~に多大な金銭的負担をかける)
例:末期患者の治療は家族に金銭的負担がかかる、子育ては両親に金銭的負担がかかる

さまざまなトピックに応用が利く表現です!

まとめ


私はこの方法で、二次試験を一発合格できました。
成功のカギは「どれだけ多くのトピックについて考え、自分の口で発声して練習したか」だと思います!

もしこれから合格を目指されている方はぜひ頑張ってくださいね!

対策で使用した本はこちらです!

とにかく時間があればトピックを見て意見を言う練習をしてみてください!

それではまた!

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この記事を書いた人

30代OL。英語を独学で勉強し、事務職8年半の末、海外営業へ職種転換。留学経験なし、英検1級、TOEIC950点。2才の0才のママ。

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