こんにちは!あさみです。
先日、英検1級に合格しました。
この記事では英検1級の長文読解問題の対策で行ったことを紹介します。
英検だけでなくTOEICにも共通する内容なので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
長文対策でたくさん長文を読んでも上達しない理由
長文対策のよくある失敗談、それはとにかく「長文をたくさん読む」ということ。
私も最初、英検の対策本で「1日1つ以上長文を読む」と決めて勉強を始めました。
でも、1週間ほど経って気が付きました。
一向に正答率が上がらない・・・。
そこで考えた結果、次のような結論に至りました。
長文は「練習して読めるものではない」ということ。
練習すればするほどできること、例えば体で覚える逆上がりとは違うのです。
まずは「どうやったらできるようになるか」を考える。
長文といっても、1文1文の積み重ね。
だから、1つ1つの文を正しく読めることが大切なんです。
長文で点数が取れていないのに、長文を解き続けている人がいたら、
勉強法を見直してみた方がいいかもしれません。
必要なのは「文法」と「語彙」
1文を正しく読むために必要なこと。
それは文を構成する「文法」と「語彙」です。
私は文法は得意な方でしたが、改めて文法書を購入して勉強しました。
語彙に関しては英検にもTOEICにも語彙問題があるので、
語彙対策がそのまま長文対策にもつながるでしょう。
文法対策でおすすめの書籍
私が文法の学びなおしに使用した本はこちらです!
伊藤和夫先生の「英文解釈教室」です。
注意点があります。
この本、絶対に2周やったほうがいいです。
2周目でも「あれ?これ1周目でやったかな」ということもありましたし、
2周することで理解度が全然違います。
2~3か月はかかるかもしれませんが、その後の英文読解が格段に楽になります。
こちらの本もおすすめ。
単元が100に分かれているので、目標が決めやすく進捗もわかりやすい本です。
語彙対策におすすめの書籍
英検1級は語彙がカギです。
そこが準1級との1番大きな差と言っても過言ではないと思います。
語彙対策で使用した本はメインで4冊。
英検用ですが、TOEICは対策なしで900以上取れているのでTOEIC対策にも有効と思います。
まずはパス単準1級。
もちろん1級用も。
おなじみ文単。こちらはシャドーイング練習にも使い、繰り返し声に出して覚えました。
最後はこちらでチェック。選択肢よりも正解になっている単語のみ重点的に覚えました。
まとめ
いかがでしたか?
長文読解の対策で、長文をたくさん読むのは非効率。
文を構成する「文法」と「語彙」を勉強して1文1文を正しく読むこと。
結局私は、これといった長文問題の練習や過去問は解かず、紹介した文法と語彙の対策のみで英検1級に合格できました。
もし、「実力を試したい」「正答率が上がっているか確かめたい」という場合は、下記の本がおすすめです。
様々な分量の長文が掲載されており、だんだんとレベルアップしていく構成になっています。
目標タイムも記載されているので参考にしながら練習ができます。
長文が読めるようになると、英検の長文問題は問題の答え探しになります。
楽しく解けるようになりますよ!
それでは!